ベラジョンカジノのブラックジャックについて

カジノ

ベラジョンカジノではブラックジャックで遊ぶことができます。このゲームは、ベラジョンカジノで遊べるものの中でもプレイヤーの実力というか腕前が如実に現れるものとして知られています。カジノゲームの多くは基本的に運だけのゲームであり、実力や経験はほとんど関係がありません。もちろんルールに精通することが重要という意味では経験は全くの無駄ではありませんが、戦略というものは存在しないゲームがほとんどだということです。

この点、ブラックジャックは本質的に異なります。運と勘だけのゲームでは決してなく、しっかりと状況を見極めて先を読むことで確実に勝率を上げることができるのです。言い換えれば、ほとんど何も詳しいことを知らずに運だけに頼ってこのゲームをすることほど馬鹿らしいことはありません。それはベラジョンカジノ側を勝たせてしまうだけのことです。

このゲームのルールそのものは、日本でも広く親しまれているでしょうから一通りは知っている人が多いでしょう。配られたカードの合計が21に近いほうが勝ちとなりますが、欲張ってカードを引きすぎて22以上となってしまうと、相手の数字がどれだけ21に足りなくても関係なく負けとなってしまいます。21に近づけることが肝要ではあるのですが、たとえ1でもオーバーしてしまうと負けになるというスリリングなゲームでもあります。当然ながら一般にゲームをするときには誰が特別に有利などということはありません。

腕前の差こそあれど、ルール的にはどんなプレイヤーも等しい立場におかれています。ところがカジノの場合は少し様相が異なります。言うまでもないことですが、カジノにおいてディーラーもプレイヤーも全く同じ立場ということはあり得ません。それではカジノ側の取り分がなく、経営としては成り立ちません。どんなゲームであっても、少なからずカジノ側、つまりディーラー側が有利となるようにできています。

具体的にどうなっているのかというと、カジノにおいては、常にプレイヤーからカードをもう1枚引くかどうか、それとももうカードを引かずに今の数字で勝負をするかを決めなければならないことになっています。そして、カードを引いている最中に22以上になってしまえばその場で即座にプレイヤーの負けとなってしまうのです。プレイヤーが引き終わった後にディーラーがどのような結果になったかは関係がありません。場合によってはディーラーも22以上になってしまうことが当然あるわけですが、プレイヤーも22以上になっていた場合、引き分けにはならず有無を言わさずにプレイヤーの負けとなってしまうのです。これはプレイヤーにとって間違いなく大きなハンディになります。

ただ、このルールだけであればあまりにもプレイヤーにとってハンディが大きすぎます。そのため、救済策といっては何ですが、別のルールが設けられています。それは、ディーラーにも配られた最初の2枚のカードのうちの1枚がプレイヤーにも見えるように表向きにされていることです。ディーラー側はプレイヤー側のカードは一切見ることができないにも関わらず、プレイヤー側はディーラー側のカードのうちの1枚が初めから見えることでバランスを取っているということもできます。

そこで、プレイヤーの戦略というか腕の見せ所としては、このディーラーの1枚のカードを見て自分はもう1枚引くか、それとも今の数字で勝負をするかを判断することにあるわけです。この判断があるために、ブラックジャックは決して運だけのゲームではなく、極めて高度な判断を必要とする実力者向けのゲームに仕上がっているということができます。この判断は実はあまりにも高度過ぎ、全てを書きつくすようなことは難しいのですが、ある程度の腕前になるくらいのことであれば説明可能です。

例えば、見えているディーラーのカードがAや絵札であったとしましょう。素人目にもこれは厳しいだろうと分かるでしょう。全くそのとおりです。Aや絵札が見えているということは、2枚の合計が21や20になっている可能性が高いということになります。この場合のプレイヤーの戦略としては、低い数字で満足していては決していけないということです。多少無理をしてでも21に近づけないといけないでしょう。

一方、ディーラーのカードが4とか5などといったカードであれば全く話は変わってきます。このような数字である場合、ディーラーが結果的に22以上になってしまう可能性が非常に高いのです。となると、プレイヤーが勝つための戦略も見えてくるでしょう。要するに自分も22以上になってしまうことを絶対に避けるべきということになります。両者ともに22以上になれば引き分けではなくプレイヤーの負けなのですから、この戦略は必然です。具体的には自分の数字が12とか13でももうカードを引かずにそこで勝負するのが最善手となります。